スペイン再選挙の状況は良くないと見える、やっぱりドイツ一人勝ちだと思う

350議席の選挙で第一党の中道右派の与党・国民党が14議席伸ばして137議席という結果が報じられている。争点はEUによる緊縮財政の規定だったと言われているようで、反EUのポデモスは2議席しか伸びなかったので、満足できる結果ではないというコメントを出したそうだ。

UKの結果を受けて、心配した層が国民党に流れたと読まれているようだ。
通貨ユーロを採用していることもあり、心配になった人が出てくるため国民党が伸びたのは想像できるのだが、ポデモスが2議席といえども増えていることの方が問題である。

そもそも過半数を取れるなんて言うことは考えていなかったはずなのだから、「守旧派が支持を伸ばした。満足できる結果ではない」と言うのは、非常に戦略的なコメントだと思っている。

2017年には欧州連合財政規定(財政赤字縮減)を達成していないことの審議などが入る。まだまだ荒れる要素は含んでいる。

「今の状況に不満はないのか?欧州委員会に緊縮財政を強いられることなどに不満はないのか?」と訴えるためには、不安のある層と不満のある層を、何らかの変化を望まないのか?「今回の選挙を踏まえて、あの選択のままでいいのか?」という方向に向かせるために有効なアプローチだろう。

そして、国民党が過半数をとったわけではない、連立政権が樹立できなかったので総選挙となったが、この選挙結果ではこれまでと大きくは変わらない状況にしか見えない。

選挙は、一時的な盛り上がりの状況反映や感情の吐き出し先となることがあることを踏まえて、今回控え目なことを言って反動や揺さぶりを狙うには必要なコメントの出し方なのだと私は理解する。






日経平均株価が8%近く下げ、DAXは6.8% CACは8%下げた。 UK/USは3%程度である。

今日の日経平均は上がっている。ショック安から反動で戻している、もっと戻すなど楽観的なアナリストコメントも多く聞かれる。
私の見方は残念ながら違う。UKの影響はこれから見えてくると考えているからである。比較のために試算した情報もあることだろうが、半分近くが反対した内容に動いていく社会がどのような影響を受けるのか。離脱の過程での揺り戻しもあるかもしれない。


個人的には、ユーロ安の最大恩恵を受けるドイツのDAX優勢という判断に変化はないんだけど、商品がない。
どこかが先物扱い始めるらしいけど、先物はやらないからなぁ。

欧州市場は今日も下げている。


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VWの1兆円規模でのUSの集団訴訟対応として欧州でも同様のレベルの対応をするべきとか書いてあったように思うので、ドイツ(DAX)の懸念事項はVWの賠償による利益減での株価下落がある。

格付会社による欧州系の銀行格下げの影響も含めて、ドイチェバンクも大きな下落となっている。ここもDAXでは影響がある。

短期的にも足枷にはなるだろう。

しかし、ユーロ安は進行しており、VWをはじめとするドイツ企業にとってユーロ圏外でのビジネスにおける為替レートの影響は非常に大きい。過去の円高において売り上げ変動よりも為替変動の方が大きく利益の向上には非常に役に立ったというコメントを聞かされた経験からもグローバルにビジネスを行っている企業にとっての決算の基本通貨での為替安は非常に大きなものなのである。
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