正しい対価を支払っているか? 送料無料は当たり前じゃないを見ながら思うこと

東洋経済オンラインの8月の記事です。
ネット通販の「送料無料」は当たり前じゃない
回り回って痛い目にあうのは誰か?

というタイトルで、「ドッグファイト」という書籍の紹介をしています。
ふむふむ、と読み進めていくと、私は途中で固まりました。

取扱高は増加していますが利益率が低下しています。その理由は大口顧客による配送料金のダンピング。それを是正しない限り未来はない



大口顧客による

ダンピング

この人・・・素人だw

ダンピングというのは、不当廉売のことですから・・・
売り方が売り方間の競争において規模などの優位性などを濫用し、一時的な利益無視の行動として値下げをして他者を排斥する行動です。

したがって、買い方である大口顧客がダンピングは出来ないのです。

個人的には世界の80%以上(子供を除くw)が理解しているくらいの内容だと勝手に思っていました。

違うのか…
写真を見るとかなりのおっさんです、私よりも?w


残念情報はこのくらいにして、と思ったけど・・・残念情報はまだ続きます・・・

長距離トラックの運転手の賃金は、ここ何年か下がりっぱなしです。将来の賃金が上がっていくのなら、なり手がいないわけじゃないと思います。

将来の賃金が上がっていくのなら・・・
何故上がるならという話になるのか? そこには物価上昇か効率化または高額給与所得者の退職による新陳代謝が内在しなければ、成り立たないのです。
物価上昇では実効性はありませんが、後者は実効性があります。
その前提になるのは、「サービスはどのような場合も、正しい対価であることが先にあるべき」だと考えています。

本の中の個別事例についてなどは記載がありませんからもっと意味の深い価値あるものがあるかもしれません。
アマゾンと佐川急便の話かなぁとも思います。個人的には人件費が最も高いコストだと思っていますので、正しい対価を取らなければ持続可能性も発展もないと思っています。


ところで・・・
サービスはどのような場合も、正しい対価であることが先にあるべき


以前勤めていた会社では残念なことにどちら向きにもきちんとできていない人達がいました。
  • スキルが無い・知識が薄いから、サービスの工数と安全率が増える、だから高くなる。 
  • お客の予算がコレだからそこに合わせる必要がある。

一見正しいようですが正しくありません。

スキルが無い・知識がない = 他で役に立つ可能性があってもその仕事での価値はゼロに近いので付加価値に相当する部分はゼロに近くなるべきですが、そのようなコスト分解はできていません。売る側のセリフとしては付加価値が高いとか色々言うんですけどコスト構造とは関係ないのです。

実際には、(階級別給与平均x福利厚生倍率+オフィスコスト+平均休暇日数+教育費+交通費+人事管理費など) x 目標稼働率 x 安全率 で階級別のサービス単価は決まっています。

人員の成長に向けた投資がその後のビジネス環境にどのように影響を及ぼすかを想定してビジネスケースを作り、投資をするかどうかを判断するべきです。

しかし、その辺りの判断ができない管理職や経営者が多すぎるため、いつまでたっても正しい対価で仕事は受けるべきであるということができないのだろうと思います。

また、人が動くならお金が掛かる、実際そうなのですが、コスト管理が厳しくなってきて何時の間にか人が動くからお金が発生するになってしまって、余裕のないコスト構造から人を本質的成長させる機会が減ってしまったなと思います。

徒弟制度とか前時代的とかあるかもしれないですが、結構いい制度だと思います。お前に仕事なんか任せられるか! だから師匠が技術を叩き込むけど、その分は師匠の稼ぎが大きいからそこからお金を回すけど安い・・・とか。

今は安いだけになっている。

実際にはコストはギリギリになっている、そして買い方の値下げ強制などが相まって全体的な閉塞感というかそういったものがあるのではないだろうか。

競争なのだから仕方ないなど色んな意見はあるでしょうが、

個人消費も含めて買う側になる場合には「正しい対価を支払っているか?」を考えてほしいと思います。


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No title

1消費者としては、安いに越したことはないと思うところはありますが。消費者の権利とかよくわからないことを振りかざして、安価なサービスが必然と思うような社会は、歪だと思っています。

日本は利便性がよくなりすぎた。
それが、消費者を勘違いするように誘導している。
それは、おかしいと思わない人が少なくなくなってきているんだろうなっと。

Re: No title

煙々さん、

サービスやモノに見合った対価があってこそ色々なものが維持発展できると思うんですよね。
対価を無視して買い叩き、使い捨てのようになれば結果的に全て収縮してしまうことでしょう。

ただし、規模などで優位を保てる量販店には容赦不要だと思います。
プロフィール

Colorless Freedom

Author:Colorless Freedom
守るものには最大限の保護と愛情を注ぐが、危害や迷惑をかけられる可能性のあるものには無慈悲 & アーリーリタイアー
職業:ネコの下僕 

Felixキャットフードは日本でも発売され始めました。うちのムスメに老猫用を食べさせています。

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